【BRM-PCD】PCD合成用ミクロンダイアモンドパウダー 説明
PCDは、ミクロンサイズのダイヤモンド粉末とバインダー（コバルト）を高温・高圧で焼結したものです。焼結の過程で、ダイヤモンド粉末の粒子間に高強度のダイヤモンド結合が形成されます。この結合により、耐摩耗性、硬度、熱伝導性が高く、加工性に優れています。鉄、ステンレス、銅、アルミ、ニッケルなどの非鉄金属合金線の伸線に適しているため、伸線工業で広く使われています。現在、ダイヤモンド伸線用ダイスの多くはPCDコアを使用しています。
焼結温度1550℃、合成圧力5.7±0.1GPa、焼結時間180sのとき、国産6面トッププレスを用いてミクロンサイズの多結晶ダイヤモンドの合成実験を行った。ダイヤモンド粉末の粒径（10μm, 5μm, 2μm, 1μm）の違いが合成されたPCDの微細構造と特性に与える影響について検討した。SME, XRD, Ramanを用いて合成したPCD試料の微細構造を評価し、耐摩耗性と耐熱性を試験した。その結果，ダイヤモンド原料の粒径が2μmのとき，PCD試料中にD-D結合が形成され，グラファイトが存在することがわかった．ダイヤモンド原料の粒径が小さくなると、Co元素の拡散が均一になり、合成されたPCD試料の摩耗率は小さくなり、耐熱温度は低くなることがわかった。
対応サイズ:PCD合成用ミクロンダイヤモンドパウダー /BRM-PCD
| 0-0.25 |
0-0.5 |
0-1 |
1-2 |
2-4 |
3-6 |
4-8 |
| ✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
| 5-10 |
6-12 |
7-14 |
8-12 |
8-16 |
10-20 |
15-25 |
| ✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
| 20-30 |
22-36 |
30-40 |
20-40 |
36-54 |
40-50 |
40-60 |
| ✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
DiamondPowder Catalog.pdf 
